東大生や京大生が昨年一番読んだ本、と本屋に書いて あったので、ちょっと読んでみた。 人間の頭は知識を詰め込む倉庫ではなく、溜め込んだ 知識をつなぎ合わせて、新しいものを生み出すところなん だ、だからひとつのことにこだわり続けるより、ちょっと忘 れてみる方がうまくいくんだ、というようなことが書かれ ている。 それ以外にも、著者のノートの取り方とか、朝起きて朝 食前がいいんだ、とか、どうやって頭を働かせるか、いろ いろ書いてあって面白い。 夜書いた手紙を朝読み返すと、何でこんなことを書いた のか不思議になるという話が書かれているが、よくあるこ とだ。内容はそんなに目新しいという感じはしないが、確 かにそうだなと納得するところは多い。
「地頭力」というタイトルのついた本をちょっと読んだこと があるが、その本の中で、目の前のことにとらわれず、自 分の置かれている状況を客観的に俯瞰できるかどうかが 重要だ、というようなことが書かれていたのを思い出した。 ちょっと通じるところがあるかなと思う。 しかしこの本は20年前に書かれた本だ。そんなに目新 しいと思わないが、今にも通じるところがあると感じる。逆 に言えば、最近のいろんな思考方法論の本も、根本的には 以前から言われていることとそんなに変わらないのかとも 思う。 人間の頭は、無意識に不要なものは削り、必要なことだけ を際立たせる能力があるのだ。そのことに気がつかないとい けない。
今時分の頭はどんな使われ方をしているか、ただの知識や 情報をつめこんで満足していないかなと、いつも振り返ってみ たいと思った。
テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
2009/06/21(日) 23 45:58 | レビュー | トラックバック 0
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