群青色の海が見たいなあ

〜気分転換に読んだ本の感想など
  

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ちょうちょも朝食中のようでした

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2009/10/17(土) 22 10:40 | 風景 | トラックバック 0 | コメント 0

「孟嘗君」宮城谷昌光

孟嘗君〈1〉 (講談社文庫)
スタジオ: 講談社
価格: ¥ 600
posted with Socialtunes at 2009/10/12

孟嘗君とは、中国の戦国時代、いろんな国の
宰相を務めた人物。

決して王になったことはないが、どこの王よりも
有名かも知れないと思います。

いかに他国をおとしいれるか、という駆け引きの
渦巻く時代。

しかし、孟嘗君が治めていた地域は均衡が保たれ、
常に平和の風が吹いていたようです。

どこかの国が、他国を滅ぼしていくというのではなく、
共存していきながら、平和を築く、
しかも一人の人物によってそれがなされていたという
ことに、驚愕させられます。

あ、こういう考え方は何か今の国際関係にもちょっと
当てはまるかも、とちょっと思ってしまった。


とにかく、国という形にこだわる以上に、
人こそ国だと思って、人を愛し、
結局千人の食客に慕われた孟嘗君の
生き方はとても魅力的です。

たぶん、何か形あるものを所有することにこだわらなかった
からこそ、 本当に多くの人に影響を与えることができたので
はと思います。

何の地位も求めず、仁と義をただ求めた生き方は
とてもすがすがしいです。


ところで、小説の内容は、半分以上、
孟嘗君の父親の、白圭の話です。白圭は商人なのですが、
慈善事業である治水作業を完遂します。

『助けてくれた人に礼をいうより、助けてあげた人に礼をいう
ものだ』
という、最後に白圭がいうこの言葉はとても深いです。

この父があっての孟嘗君だったのかなという気がします。

他にも、孫ピン、商オウなど、後の時代にも影響を与える人が
たくさん出てきます。

ただ、いろんな人がたくさん出すぎて、孟嘗君の魅力が
いまいち伝わりにくい感じはしました。
実際、同じ作者の「楽毅」を読んだ時の方が、孟嘗君の
この時代における偉大さを 感じます。

実際、斉のビン王の暴走を止められなかったという気もするし、
最後どんな生き方をしてたのか、あまりかかれていないので、
うーん、その力を発揮し切れなかったのだろうか・・
と考えてしまいました。


とにかく、全部読んだ後、いったいどんな人物だったのか、と
もっと知ってみたい思いになりました。

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2009/10/13(火) 00 05:06 | レビュー | トラックバック 0 | コメント 0

「新幹線ガール」徳淵真利子

新幹線ガール
価格: ¥ 1,000
発売日: 2007/03


何年か前にみかけたことのあるタイトルだったので、
ブックオフで見つけて読んでみました。

22才で売り上げがno1だと書いてあったが、その
秘訣とかはあまり書いていません。
でも新幹線の売り子さん(ではなく新幹線パーサー・・)
はこんな意識で仕事してるのか、というのがとても
わかりやすく伝わってきます。

せまい車内でどのようにお客さんの気に障らずに、
そして喜んでもらうかと四苦八苦する場面が目に
浮かぶようです。

とにかく接客が好きで、この仕事が好きで、
新幹線も好きで、喜んで仕事をしてるのが伝わって
くるし、 文章からも丁寧で謙虚な姿勢が伝わってきて、
まるで読みながらサービスを受けてるような気分に
なります。

そんなにじみでるものが売上げ一位の理由なのかな
とおもいました。

「HOTEL」というドラマが好きで、ドラマと現実は違う
とか思わずに、理想像を持つのが大事という話が
あります。
純粋に最高のサービスを目指して、理想に向かって
喜んで仕事をしているのって、
なんかすごいうらやましいなあと思いました。

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2009/10/09(金) 23 04:20 | レビュー | トラックバック 0 | コメント 0

世田谷線沿いの花

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世田谷線沿いで、踏み切り待ちしながら撮った。

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2009/10/04(日) 22 47:49 | 風景 | トラックバック 0 | コメント 0

「高杉晋作」山岡荘八




吉田松陰に続き、父が貸してくれたので
読んでみた。

とりあえず過激で、若いころは酒と女遊びで
めちゃめちゃなんだが、

急激な時代の流れの中で徐々に政治的にも
頭角を現し始める。

当時は攘夷といいつつ、皆それが無理だということは
現実にわかっていた。
でも彼もそれはわかる頭を持ちながら、あえて外国の
公使館の焼き討ちに走る。
やがてことは進み、長州藩の四カ国連合艦隊との戦争へ。

なぜそんな行動に走ったかといえば、
自らの目でみた、その当時の上海の姿をみながら、
ここで国を誇る気概を見せなければ、国は滅ぼされると
思ったからだ。
そして有名な奇兵隊を結成する。

当然戦争は勝てるはずない。
が、今度はその直後の講和条約で全権大使となり
イギリスの提督と対し、降伏したとは一言も言わず、
相手を困惑させ、長州藩は何も損しない外交をやって
のける。

彦島という島を香港のようにしようと
たくらむイギリスに対し、

その腹を見抜き、決して譲らなかった。このことの
おかげで、日本は中国と同じような目にあわずに
すんだのかもしれないと
著者も書いていたけど、本当にそう思う。

彼は29で病気で死ぬが、その後幕府は倒れる。
そして外国に負けないための富国強兵が始まる。

彼が生きてたころ、
きっとまだ将来の日本のビジョンなんて全然
描けなかっただろうと思う。

ただ、日本が外国に占領されるかもしれないと
いう危機だったからこそ、
日本という国を愛し、それを守りたかったという、
その熱い気概で生き抜いていたんだと思う。

吉田松陰もそうだったんじゃないか。

国を愛したくて、その源である天皇を敬愛して
いたのだ。日本を侵そうとする外国は許せなかった
のだ。だから尊王攘夷だった。

ただそういう純粋な思いで生きる姿に心打たれる。

だから、革命家といわれるけど、アナーキーな感じは
しない。秩序を守りたいという思いは実は強かったん
ではという気がする。

脱藩したといいながらも、結局最後は長州に帰ってきて
最後の仕事をする。藩も彼を頼りにせざるをえない。

いろんな常識を超えて、ただ純粋に、本当に自分が
果たすべきことは何かを求めていたんだろう。
その言動はとても痛快で気持ちよい。

「面白きことも無き世におもしろく」というのは有名な
辞世の句。


とにかく若者の気概がその時の日本のあり方を新しく
する原動力だったんだな、と痛感した。
今の時代もそうあるべきかな。


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松蔭神社の、吉田松陰のお墓

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2009/10/04(日) 22 45:35 | レビュー | トラックバック 0 | コメント 0
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