スタジオ: 講談社
価格: ¥ 600
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孟嘗君とは、中国の戦国時代、いろんな国の
宰相を務めた人物。
決して王になったことはないが、どこの王よりも
有名かも知れないと思います。
いかに他国をおとしいれるか、という駆け引きの
渦巻く時代。
しかし、孟嘗君が治めていた地域は均衡が保たれ、
常に平和の風が吹いていたようです。
どこかの国が、他国を滅ぼしていくというのではなく、
共存していきながら、平和を築く、
しかも一人の人物によってそれがなされていたという
ことに、驚愕させられます。
あ、こういう考え方は何か今の国際関係にもちょっと
当てはまるかも、とちょっと思ってしまった。
とにかく、国という形にこだわる以上に、
人こそ国だと思って、人を愛し、
結局千人の食客に慕われた孟嘗君の
生き方はとても魅力的です。
たぶん、何か形あるものを所有することにこだわらなかった
からこそ、 本当に多くの人に影響を与えることができたので
はと思います。
何の地位も求めず、仁と義をただ求めた生き方は
とてもすがすがしいです。
ところで、小説の内容は、半分以上、
孟嘗君の父親の、白圭の話です。白圭は商人なのですが、
慈善事業である治水作業を完遂します。
『助けてくれた人に礼をいうより、助けてあげた人に礼をいう
ものだ』
という、最後に白圭がいうこの言葉はとても深いです。
この父があっての孟嘗君だったのかなという気がします。
他にも、孫ピン、商オウなど、後の時代にも影響を与える人が
たくさん出てきます。
ただ、いろんな人がたくさん出すぎて、孟嘗君の魅力が
いまいち伝わりにくい感じはしました。
実際、同じ作者の「楽毅」を読んだ時の方が、孟嘗君の
この時代における偉大さを 感じます。
実際、斉のビン王の暴走を止められなかったという気もするし、
最後どんな生き方をしてたのか、あまりかかれていないので、
うーん、その力を発揮し切れなかったのだろうか・・
と考えてしまいました。
とにかく、全部読んだ後、いったいどんな人物だったのか、と
もっと知ってみたい思いになりました。
テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
2009/10/13(火) 00 05:06 |
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何年か前にみかけたことのあるタイトルだったので、
ブックオフで見つけて読んでみました。
22才で売り上げがno1だと書いてあったが、その
秘訣とかはあまり書いていません。
でも新幹線の売り子さん(ではなく新幹線パーサー・・)
はこんな意識で仕事してるのか、というのがとても
わかりやすく伝わってきます。
せまい車内でどのようにお客さんの気に障らずに、
そして喜んでもらうかと四苦八苦する場面が目に
浮かぶようです。
とにかく接客が好きで、この仕事が好きで、
新幹線も好きで、喜んで仕事をしてるのが伝わって
くるし、 文章からも丁寧で謙虚な姿勢が伝わってきて、
まるで読みながらサービスを受けてるような気分に
なります。
そんなにじみでるものが売上げ一位の理由なのかな
とおもいました。
「HOTEL」というドラマが好きで、ドラマと現実は違う
とか思わずに、理想像を持つのが大事という話が
あります。
純粋に最高のサービスを目指して、理想に向かって
喜んで仕事をしているのって、
なんかすごいうらやましいなあと思いました。
テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
2009/10/09(金) 23 04:20 |
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